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ロボットは、生物のように生き生きと動くはずなんです──石黒章夫
あれ? ぼくたちはロボットをつくっている研究室に来たはず……と、驚きを覚える光景。ヒトデにムカデ、クモにフナムシといった生物たちがそこかしこのケースに収められ、ロボット界の異端児は、その生物たちの動きを心底楽しそうな眼差しで見つめていたのだった。まるで生き物のように動くロボット──誰もが想像し、しかしたどり着けなかった境地で、彼は成果を出し続けている。

なぜいま、東京に「祭り」が必要なのか:東京芸術祭の可能性を問う、宮城聰×太下義之×太刀川瑛弼・鼎談(前編)
日本の首都に新たに立ち上げられた、「東京芸術祭」。2020年に向けて、東京という街ならではの困難を可能性へと変換し、都市のポテンシャルを喚起するような新たな発想が求められている。三人の賢者に、自由な議論で、都市と祭りをめぐる「知恵」を絞ってもらった。今回はその前編をお届けする。

世界初のタッチ機能付き腕時計はスマートウォッチではなかった:スイス老舗時計メーカーTissot CEOインタヴュー
スイスの伝統的な時計ブランドのなかでは世界一の出荷数を誇りながら、世界初のタッチスクリーン搭載腕時計「TISSOT T-TOUCH」を世に出したことでも知られるTissot(ティソ)。来日したCEOが教えてくれた、最新技術と伝統を融合させイノヴェイションを生む方法とは。

楽器をデザインし直す。誰もが楽器を触る時代のために──坂巻匡彦
楽器に触れるということは、何ら特別な技能を必要とする行為ではない。こんな当たり前のことを、ぼくたちはいつの間にか忘れがちだ。“演奏する”ことのもっと手前で、楽器自体がもつ楽しさを社会に伝え続けてきたクリエイターは、人が楽器に触れる、そして“音を鳴らす”──そのときに沸き起こるクリエイションの連鎖に、ずっと胸を昂らせている。

ぼくらは「東京新虎まつり」に「埋もれない強いコンテンツ」のつくりかたを目撃する【11/19・20開催】
時の経過とともに忘れ去られるカルチャーと、長く愛され海外に対しても訴求力をもつカルチャー。その分かれ目は「革新性」にある。11月20日に、ライゾマティクスの齋藤精一、ポリゴン・ピクチュアズの塩田周三、ゲームデザイナーの水口哲也らを登壇者に迎えて開催される「Japan Culture Future Forum」は、革新性とは何かをとことん追求するトークセッションだ。

人の心を動かす「色」は、カラーチャートからは生まれない:ソニーがつくる、スペキュラティヴな4つの“橋”
「最も影響力のあるデザイン集団」を目指すソニーデザイン。「インハウスのデザインチーム」というフレームを超えて彼らが描き出そうとする未来とは? 全5回シリーズの第3回。

自分の信じるものづくりは、すべて「ナゼ」と問うことから始まる──堤大介
世界に名だたるイノヴェイティヴスタジオ、ピクサー。そこでアートディレクターを務めた日本人であり、さらにそこから独立をしつくりあげた作品が見事アカデミー賞にノミネートされたアニメーション映画監督、堤大介。彼が目指す次なる挑戦とは。

“つま先立ち”で、グルーヴをキープせよ。CGアニメ界からの提言──塩田周三
北米のテレビアニメ界で確たる地位を築き、世界に名だたるCGクリエイター集団として日本市場に“逆輸入”される形となったポリゴン・ピクチュアズ。2年の月日を経て代表である塩田は、世界と日本を結ぶマージナルな立場にいるからこそ、ますますCGアニメーション、そして彼らのクリエイションの“普遍性と可能性”に気づき続けている。

妥協なき技術を集結させる「1,000分の1,000」のものづくり──椎野秀聰
あのプリンスが3本も所持していたというギター、クラブカルチャーの爆発的な発展をもたらしたDJ機器の数々。楽器づくりの世界におけるレジェンドは、輝かしい足跡を残してきた。そんな彼が、現代の「ものづくり」に対して、とても怒っている。怒っているが、その語り口は優しい──。志ある人は、ぜひ、一緒に耳を傾けてほしい。

デジタルクリエイティヴに、もうマウスはいらない:石原孝士(『Rez Infinite』アートディレクター)
液晶ペンタブレットのデファクトスタンダードとして、いまや世界のクリエイティヴ業界に欠かせないツールとなった「Cintiq」。そんなCintiqによって拡張される「さまざまなビジネスの領域」を追いかける連続シリーズ。第2回目となる今回は、話題のVRゲーム『Rez Infinite』のアートディレクターの元を訪れた。

トイレへの愛は、アフリカの社会を変革するか──山上遊
幼いころに頻尿になった経験から、自らの安らぎの場所としてトイレを見つめ続けてきた。いま、その思いの延長線上にあって、ケニアの地にトイレを提供すべく奔走している。だが、日本とケニアでは、そもそもトイレへの価値観はまったく異なる。彼女の試行錯誤は、未知の可能性を切り拓く。

銀座の一角に“ゴースト”が舞い降りた
現在グッチは、「GUCCI 4 ROOMS」と題したマイクロサイトを期間限定で展開中だ。国内外4人のアーティストが、アレッサンドロ・ミケーレ(グッチのクリエイティヴディレクター)のヴィジョンを独自に解釈し、インタラクティヴな体験へと拡張していくという、野心的な試みである。それだけに留まらず、このたび銀座に、リアルな4つの「ROOM」が出現した。参加アーティストのひとり、トラブル・アンドリューに話を訊いた。

評価を数字に委ねない。信じるべきは、自分のなかの「強いイメージ」──豊田泰久
「本当にいいもの」とは、いったいどんなものか。とくに感性を刺激するものとは何か。広く世界を拠点に活動を続ける「音響設計家」が教えてくれたのは、数値化できない基準の在処だ。

スイス老舗時計メーカーTissot、160年の歴史を支えた「連続するイノヴェイション」
スイスの伝統的な時計ブランドのなかでは、世界一の出荷数を誇るTissot(ティソ)。その好調さの源泉は、160年前の創業以来連続して彼らが起こしつづけてきた「イノヴェイションの連続」にあった。

乗り心地の良さは、地球にも優しい──Audi「eROT」は、未来のショックアブソーバーシステム
2011年にドイツの自動車メーカー5社が策定した48V電源の規格「LV148」。同規格上で、Audiは新たな「電動」自動車の可能性を見出そうとしている。(『WIRED』VOL.25より転載)

至高のジントニックを科学する4つの探求:第2回「香り」
この地球上で最も普及しているカクテルのひとつ、ジントニック。レシピがシンプルであるが故に奥が深いこのカクテルの本質を科学的に分析し、パーフェクトな1杯をつくり出す。そんな探求を4回にわたって試みる。第2回目のテーマは「香り」。香料化学を専門とする理学博士・長谷川登志夫による香り成分のレクチャーを経て、バーテンダー渡辺高弘が考案した至高のジントニックとは。(『WIRED』VOL.25より転載)

「あなたは『分散型台帳』の真価をまだ知らない」と、NTTデータは言った
「ブロックチェーンとは『技術』であり、それ自体は変化のきっかけにすぎない。実際にビジネスや社会を進化させることができるか否かは、技術を使う側の意識改革にかかっている」。そう考えるNTTデータは、実際いかにして、ブロックチェーンをビジネスや社会へ実装していこうとしているのか。ブロックチェーンがもたらす、SI企業の未来の姿を探る。(『WIRED』VOL.25より転載)

スマートフォンは「もはやスペックでは買わない」。ならば「Galaxy S7 edge」はどうだ:レヴュー
2016年の夏モデルとして登場した『Galaxy S7 edge』の売れ行きが好調だ。バッテリー性能に優れ、ゲームプレイに対して高いパフォーマンスを誇るGalaxyシリーズの最新スマートフォン、その使用感をレヴューする。

アノニマス、スノーデン、ビットコイン、ダークウェブ…「ハッカーから見た世界」をめぐる思考実験:ドラマ「MR.ROBOT / ミスター・ロボット」レヴュー
昼はセキュリティー企業でエンジニアとして働く一方、夜はオンラインで犯罪行為に手を染める人々を懲らしめて過ごす天才ハッカー・エリオットは、ひょんなことから世界を牛耳る巨大テック企業「E・コープ」を破壊するための大掛かりな陰謀を手伝うことになる……ウェブ世界の暗黒面から現代社会の病理を鋭くえぐり取った戦慄のドラマ「MR.ROBOT / ミスター・ロボット」。海外ドラマ専門チャンネルAXNでの放送開始(第1話は無料放送!)に寄せて、デザインシンカー池田純一が、その魅力を明かす。

広告と再生。医学の袋小路を突破する、逆張りの革命──武部貴則
ドナーの圧倒的な不足に悩まされる臓器移植の世界に、福音をもたらしつつある若き研究者がいる。まるごとの肝臓移植にかわる、移植後に成長していく「ミニ肝臓」創出の成功──コロンブスの卵がごとき発想の転換で、研究室の中から、驚くべきスピードで現場の患者へその成果を届けようとしている“革命児”の思考に迫る。