日本の会計基準では知的財産(特許)のほとんどはBS上に計上されない。しかし帳簿に表れない「見えない資産」こそが、企業の価値であり売り上げを伸ばす武器となる。知財戦略に強い正林国際特許商標事務所の正林真之所長は、その仕組みを「知本主義」と呼ぶ。
仏教と禅の精神は駒澤大学のオリジン。駒澤大学で学んだ人材は“駒澤人”としてのアイデンティティーを持ち、混沌とした社会でもしなやかに活躍する。駒澤大学の“今”を紹介する第3回のテーマは「禅×ビジネス」。バンダイナムコホールディングスの川口勝社長と各務洋子学長が、“仏教と禅はビジネスにどのように役立つか”を語り合った。
IoT/ウエブ/ネイティブアプリの受託開発とフリーランス支援事業「アットエンジニア」の運営を主力事業とするアイスタンダード。クライアントの持つ不満を徹底的に解消し、クライアントに寄り添う独自の受託開発体制で成長を続けている。
デンソーで人づくりと組織づくりに取り組む原氏と、デジタル庁等で人事・組織開発を担当するAlmoha LLC共同創業者COOの唐澤氏に、多様な人材の活かし方などを語っていただきました。
よいクルマとは何か。ステアリングホイールを握る主体が人である以上は、その感性が満たされる必要がある。例えばシャシー、サスペンションの剛性と精度、哲学の反映たる組み合わせ。つまりEVオリエンテッドではなく、歴史に裏付けられたスポーツカーの名門に一日の長がある。マセラティの「グレカーレ」を体験すればわかる。
消費財・小売企業が成長を持続するためには、企業ごとの経営改革に加えて、世の中の変化や、消費者の意識変化、行動変容に対応しながらビジネスのあり方を見直していかなければならない。KPMGコンサルティングの専門家は、人(People)、地球(Planet)、利益(Profit)の「3つのP」、そして4つ目のPであるパーパス(Purpose)を考慮した経営が重要であると提唱する。
上場企業による情報開示が一部義務化されたことを受け、経営者や人材、投資家など、企業を取り巻くステークホルダーの「人的資本経営」に対する関心は高まっている。だが、日本企業がこれを実践する上では、いくつもの課題があるようだ。
製造業がサステナビリティ対応を進める上でのポイントは何か。製品・サービス単位における環境負荷を定量的に評価するLCAの可視化と、データ連携の重要性を指摘する。
デジタルネイティブ人口の増加とともに、店舗チャネルによる対面接客を中心としてきた金融サービスに変化が求められている。多様なチャネルでシームレスにサービスが提供できる仕組みの構築や、異業種とのデータ連携による革新的なサービス提供も行われてはいるが、金融サービスのデジタル化には課題も少なくない。
脱炭素化社会の実現に向けた日本企業の取り組みは、欧米企業と比べてかなり遅れている。経営の意思決定に脱炭素が明確なアジェンダとして組み込まれていないことや、自社の排出量、排出機会、取り組みの成果などをモニタリングし、定量的な根拠に基づくシナリオを分析しながら改善する仕組みづくりができていないことなどが問題だ。
脱炭素化の実現に向けたGX推進法が成立したことで、GXへの取り組みは一気に加速しそうな勢いである。だが、日本が抱える社会課題はGXだけではない。
地政学リスクや、サステナビリティに対する社会的要求の高まりによって、企業はサプライチェーンマネジメントの抜本的な変革を迫られている。複雑化する外部要因にいかに対処し、サプライチェーンを維持していくべきか。
製薬会社や医療機器メーカーなど、日本のライフサイエンス企業が、国内市場の停滞を受けて海外に活路を求める動きが広がっている。課題となるのが、医療の高度化や各国の規制に対応したサプライチェーンマネジメントの実践だ。
世の中の変革をリードするOutpacer(先駆者)として、常に他業界の一歩先を走り続けるTMT産業。そうしたトップランナーであっても、激しさを増すグローバル競争や、“ビジネスのあり方”の変化とともに大変革が求められている。
多様な人材が、多様なビジネスに関わる総合商社だからこそできるイノベーションがある。伊藤忠商事 繊維カンパニーで次世代を担う4名の若手リーダーたちが、総合商社、ひいては“伊藤忠ならでは”のイノベーションの可能性について語り合った。
デジタル技術の発達によって、2030年のビジネス環境はどうなるのか。KPMGコンサルティングは、デジタル人材不足が深刻になる一方、ローコード/ノーコード開発や生成AIといった新技術の定着によって「デジタルの民主化」がさらに進み、人材獲得や育成のハードルは下がると見る。問題は、経営戦略と整合し、デジタルやテクノロジーの活用を前提とした人材戦略を実現できるかどうかだ。
カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)を高めるための取り組みは、顧客接点のデジタル化やオムニチャネル化といった“入り口”の変革だけにとどまりがちだ。KPMGコンサルティングは、「ミドルオフィスやバックオフィス含め、全社的な経営変革を実現しなければ、真のカスタマーエクスペリエンス変革は実現しない」と提唱する。
海外の自動車業界の経営者は、長期的なビジネスの成長に自信を持っているのに対して、日本の経営者は暗い見通しを示している。そんな対照的な結果がKPMGコンサルティングのグローバル調査で明らかになった。
サイバー攻撃は年々増加の一途を辿り、手口も巧妙化している。防御やリカバリー体制の強化が急務となっているが、多くの企業が悩んでいるのがサイバーセキュリティ人材の不足だ。その抜本的な解決策として、KPMGコンサルティングが提唱するのが「女性活躍の推進」。ジェンダーや経験、国籍などにとらわれない人材登用が求められているという。
BMWが掲げる新しい時代のラグジュアリーにおけるキーワード「FORWARDISM」。Forward=前進する、Ism=主義をかけあわせた造語に、新時代に向かって挑戦し続ける姿勢や、誰も見たことのない新しい時代と向き合おうとする態度を持つ、そ...
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