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29匹の犬たちと、自分の好きなことをやる。自分のお金で──本多有香
カナダ・ユーコン準州。北半球におけるオーロラ観測の南限の地に、自らの手で小屋を建て日々の水を汲み、家族のように犬たちと暮らす日本人女性がいる。極限に挑み続けているように映る犬ぞり使い・本多有香の姿に、自分の領分で自分のできることを積み重ね続ける真摯な生き方が見えた。

デジタル・デモクラティック! “生活”からのブランディングへ──ムラカミカイエ
ファッションとデジタル・テクノロジー。一見繋がらないようにみえる両分野の間に共通言語を生み出したムラカミカイエ。彼と同時代に生きる幸福を、ぼくたちはもっと感じるべきかもしれない。そこに見出された理路は、21世紀に生きる現代人のあり方と未来を、明確に描写してくれるものだからだ。軽やかで、かつ誠実な彼の思考こそ、イノヴェイターのあるべき姿かもしれない。

エンブレムに込めた“祈り”は世界のリアリティに応答するために──野老朝雄
あれだけ話題になった意匠の裏に隠された“想い”に、ぼくらは、どれほど気づいているのだろうか──。東京2020大会エンブレムの作者である、野老朝雄。さまざまな分野で「繋げる」紋様を手がけるアーティストが、幾何学で世界に投げかける倫理的なデザインとは。

テクノロジーがコンテンツだった時代は終わった──真鍋大度
いま、新しい技術はあっという間に世界に広まり、消費されていく。テクノロジーの目新しさがコンテンツになる時代はもう終わりを告げているのだと、ライゾマティクスリサーチの真鍋大度は語る。まだ世に出ぬ先端研究から新たな表現を探り出し、異分野の才能を組み合わせていくメディアアーティストの飽くなき挑戦とは。

音楽家はなぜ音楽をつくるのか。そして、産業のために何ができるのか──tofubeats
「インターネット世代」を代表するミュージシャン、tofubeats(トーフビーツ)。20代の音楽家が抱く「音楽産業」に対するリアルな想いは、いまあらゆる産業が抱える「ミッション」の尊さを教えてくれる。

ゲームをつくり続ける理由。あるいは選択、失敗、そして挑戦について──小島秀夫
ゲームクリエイター、小島秀夫。常に世界に自らの価値を問うてきた彼がいま、「インディー」として挑もうとするものとは、何か。

まるで錬金術。不思議な「産廃ビジネス」の世界──中台澄之
ぼくらが知っているビジネスは、モノやサーヴィスを受け取る代わりに対価を支払うことで成立する。しかし「産業廃棄処分業」は、モノとお金の両方を受け取る珍しい業界だ。廃棄物をゴミと見るか、素材と見るか。そこに、中台澄之の挑戦がある。

「農業」は、おもちゃ箱のようで、面白すぎる──加藤百合子
次世代農業は、本当に世界を救うのか。食糧難への恐怖心から農業分野のエンジニアを志した加藤百合子は、持続可能な「食」の未来を提示すべく、生産から、物流、教育までも視野に入れた事業を展開する。

ビットコインが、自由を取り戻すためのカギとなる──和田晃一良
ビットコインは、ぼくらにどんな「お金の未来」を提示してくれるのか。いまだ、その答えは出ていない。“日本でいちばん簡単にビットコインを買える取引所”を謳うcoincheckで、日々、ビットコインの普及活動に勤しむエンジニアは、いまだ訝しがられる仮想通貨への意識を、いかに変えようというのか。

ネットとリアルの境界線で、 現代社会をサヴァイヴする──エキソニモ
いまやインターネットは、わたしたちの身体の一部にもなっている。その肌感覚の変化をいち早く嗅ぎつけ、現代に潜む問いを共有するプラットフォームを世界各都市に普及させるアートユニット、エキソニモ。彼らは常に、テクノロジーによって変革する現代社会をサヴァイヴする思考を世の中に発信し続けている。

ゲノム解析は、すべてのビジネスを塗り替える──本蔵俊彦
すべての生物が持つ究極の個人情報である“遺伝子”。それを、たった1000円ほどで解析できる装置が開発されつつある。全人類の遺伝子がデータベース化され、ありとあらゆる分野に遺伝情報が応用される世界は、もはや夢物語ではなくなったのだ。本蔵俊彦が開発を続ける「次世代DNA解析装置」が創造する未来は、人類を何処へ向かわせようとしているのか。

流れ星に、願いを。新たなビジネスと、科学の追究を──岡島礼奈
宇宙という大きなフロンティアに世界中が注目するなか、そこにまだ人が挑戦したことのないビジネスの種を見つけ、開拓しようという日本人がいる。2018年に「人工流れ星」を降らせることを目する元研究者だ。

「チャレンジ」は、人を動かす。宇宙には、経済が生まれる。──袴田武史
米国の投資家たちがこぞって資金を投じる領域のひとつが、「宇宙」だ。そのフロンティアに挑戦する袴田武史は、そこにロマンだけではなく「ビジネスを生む」という確固たる意思をもって挑んでいる。

「ヤバい」なんて、言わないで──佐藤ビンゴ
2012年にリローンチした「VICE Media Japan」は、世界中のユースを熱狂させる「VICE」特有の刺激的なエディトリアルをベースに、オリジナルコンテンツを加えることで、国内での存在感を年々強めている。代表の佐藤が率いるメディアは、そのどれもがイノヴェイティヴな存在感を示す。しかし、彼らにとっては、自然な結果でしかない。

いま必要なのは、誰もが一歩を踏み出せる「心の設計」──米良はるか
日本初のクラウドファンディングサーヴィスを立ち上げた若き女性起業家、米良はるか。人が抱く想いをかたちにすべくスタートした「READYFOR」というサーヴィスの下で彼女が常に抱いてきた、イノヴェイションを生み出すための「設計」とは。

アートのウイルスが世界に感染するとき、 イノヴェイションが起こる──宇川直宏
自身の主宰する「DOMMUNE」で平日毎日5時間ライヴストリーミングを世界に配信する宇川直宏。常に最前線の現場に立ち、時代を開拓してきた宇川は、アーティストがもたらす病理のようなものにこそ、伝説を生むイノヴェイションの種があると言う。宇川は、自らを触媒にその種を世界中から引き寄せ続ける「現在美術家」だ。

イノヴェイターを育てるイノヴェイター──冨田勝
慶應義塾大学が2001年に設立した通称「先端研」を所長として率い、世界に誇るバイオヴェンチャーを生み出すにまで至った冨田勝。自身、生命科学の学究の徒でありながらも教育者として見せるその姿は、「イノヴェイターを育てるイノヴェイター」だ。

何かが生まれる「卵」が人を動かし、無限の可能性を見せる──和田永
イノヴェイションを生み出すための条件として「万人に開かれた創発的な場所」が必要だと叫ばれる。そのための人を動かす手段として、コミュニティデザインの手法も求められて久しい。そんななか、「産卵家」を自称する和田永は、音楽とアートを通し、ある種の答えとも言える場所をつくり出している。

宇宙生物学が切り開く「生命」の新たな地平──藤島皓介
いま、イノヴェイターたちが宇宙への夢を現実のものにしようとしている。そして来たるべき「宇宙を翔ける生命」としての人類を支えようとしているのが、NASA生まれの「宇宙生物学」だ。宇宙生物学の最先端で活躍する日本人研究者・藤島皓介は、宇宙と生命に「地球の枠を超えた」イノヴェイションを見ている。

処理できない曖昧な記憶がデータの未来を変える──鈴木康広
鈴木康広の作品に、わかりやすい派手さはない。しかし、その作品郡に触れてみれば、テクノロジーによって生み出された最新の体験に勝るとも劣らない、新鮮な驚きをもたらしてくれることに気づくだろう。鈴木は、膨大な記憶を外部装置に残せるようになった現代人に対し、作品を通して“記憶のあり方”を再提示しようとしている。