
企業と自治体、一体で知恵を絞り未来社会を開くデータの連携、活用を 先端技術を活用した斬新なサービスが注目の「大阪スーパーシティ構想」
自治体と多様な企業などが連携し、新たな価値創造に挑む「大阪スーパーシティ構想」をご存じだろうか。スーパーシティとは、大胆な規制改革と、データ連携基盤の活用による先端的サービスの実施で、2030年頃の未来社会の先行実現を目指すもの。22年4月、内閣府のスーパーシティ型国家戦略特区に大阪市域が指定。大阪府と大阪市は、市域の中で特に、大阪・関西万博の会場の「夢洲(ゆめしま)」、大阪駅北側の「うめきた2期」で事業を推進している。具体的にどのような取り組みを行い、何を目指すのか――。吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長に聞いた。