
顧客体験と従業員体験を軸にDXの壁を突破する
顧客体験(CX)と従業員体験(EX)を相乗的に高め、それを事業変革の推進力とすることがグローバルプレーヤーの間ではスタンダードになりつつある。日本ではまだ少ないこうした取り組みを積極的に推進しているのが、富士通だ。なぜ富士通は、全社デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進軸にCXとEXを据えているのか。そこには、日本企業が学ぶべき普遍的な視点があるのか。同社CDXO(最高DX責任者)兼CIO(最高情報責任者)の福田譲氏とCEO(最高経営責任者)室CDXOディビジョンの山口由香氏に、PwCコンサルティングの武藤隆是氏と石浦大毅氏が聞いた。