
「エゴと社会性の往還」によって街はもっと楽しくなる──デザイン業界の「ヒエラルキー転覆」を目指すドラミートウキョウとは何者か?
看板やウインドウディスプレイといえば、ともすれば後回しにされ、そもそも「デザイン」として認識されていないこともある領域だ。ましてや都市計画や街づくりにおいて、看板やウインドウディスプレイの担い手たちの「声」が活かされることなど、これまでほとんどなかったことだろう。そうした常識、あるいは慣習にケリを入れ、デザイン業界におけるパラダイムシフトを起こさんとしているのがドラミートウキョウだ。彼らはいかなるメソッド、いかなるヴァイブスをもって「業界」に挑まんとしているのか。その勝算を、代表を務める真榮城(まえしろ)徳尚に訊いた。