
かつてお寺が担っていた「クリエイション」の機能を取り戻す:リアルとヴァーチャルが連動した「両足院マルチバース展」レポート
2021年12月に京都・建仁寺内で開催されたイヴェント「両足院マルチバース展」。リアルとヴァーチャルが連動した「多元的なお寺」をコンセプトにつくられた本展示では、非人工的な問いを生成する「イマジナリー枯山水」や、インターネットで複数の多元的な寺を生成する「ヴァーチャル両足院」などが公開された。新しいテクノロジーによって、古来より続くお寺とアーティストとの関係性を再構築する実験的な試みをレポートする。