
人事制度・執務環境・企業文化を一新!DXでニューノーマルに適応する富士通の挑戦
数年前から必要性が言われ続けてきた「働き方改革」と「デジタルトランスフォーメーション(DX)」。なかなか進まなかったこの取り組みが、コロナ禍によって急激に進展している。しかし、企業によっては、取り組み状況のばらつきが大きい。その中にあって富士通は、様々な対策にいち早く取り組んだ。5月25日の全国での緊急事態宣言解除に合わせて、23日に解除後の働き方の原則を公開。オフィス業務は再開するが、出社率を最大25%程度にコントロールすることとした。このような対応により、現在でも8割の従業員がテレワークを実施している。なぜそれが実現できたのか、人事制度や執務環境をどう変えたのか。富士通 総務・人事本部 労政部 阿萬野晋氏に話を聞いた。