物流業界のAI活用最前線運送の需要と供給を最適化する“早割”の実現へ

物流業界のAI活用最前線運送の需要と供給を最適化する“早割”の実現へ

ITの先進的な活用をリードしてきた領域の一つに運送業務がある。伝票処理などの煩雑な事務作業の軽減から始まった運送業のIT活用は、今や、人手不足を背景にした運送の効率化という社会課題の解消に挑んでいる。IBMが主催するAI活用コンテスト「Watson Build2018」で最優秀賞を受賞したのが大手運輸セイノーグループのセイノー情報サービスがまとめた「サプライチェーンにおける物流リソースの最適化を実現するダイナミックプライシング」だった。物流業界における「早割」という常識を覆す発想をAIが実現する。