
1秒をめぐる、マクロとミクロの往還
これからの時代において、時とは、1秒とは、いかなる意味を人や社会にもたらすのか。1秒をマクロな視点とミクロな視点から見ることで、その「純度」を浮き彫りにすることはできるのか…。この2つの問いを解題するべく、年差±1秒の時計「Caliber 0100」という人類のひとつの到達点である精緻なプロダクトのつくり手たちと、「from the future」や「1/2 century later.」など、作品に時間の概念を取り込むことも多い現代美術家・寒川裕人(THE EUGENE Studio)が語らい合った。