東証改革とアクティビストの時代に問われる「IR力」 企業価値の可視化と向上──dentsu Japanの戦略的IR支援
多くの日本企業は、IRに課題を抱えている。優れた技術や実績を持ちながら、PBR(株価純資産倍率)が上がらず、投資家の期待が十分に反映されていない。背景には、財務・非財務を統合した「成長ストーリー」を描けていないという現実がある。そこでdentsu Japan(国内電通グループ)は、企業価値の持続的な向上を支援する戦略的IR支援プログラム「IR For Growth」をリリース。財務と非財務をつなぎ、人の心を動かすクリエイティブによって、“伝わるIR”を設計する。その独自のアプローチと展望について、電通の片山享氏に、日経BP 総合研究所の安原ゆかりが訊く。