
「育業を支援するチームに最大95万円」第一生命HDが取り組む新制度が組織内の多様性向上につながる理由 社員の声から生まれたサポート制度
東京都は2022年、育児休業の愛称を公募によって「育業」と決定。育児を「休み」ではなく「大切な仕事」と捉え、育業を社会全体で応援する気運醸成に取り組んでいる。育業の推進に向けて先進的な取組を行う企業に話を聞く3回連載の1回目は、第一生命ホールディングス。2025年10月から、育業や介護休業で職場を離れる社員が所属するチームに「産育介休サポート手当」を支給する制度を導入する。この制度を始める背景、育業推進を通じて目指していることについて、第一生命ホールディングス執行役員でグループCHROの沼田陽太郎氏に話を聞いた。