
「売掛債権を最短2日で現金化」をレオパレス21が導入した狙いとは
あらゆる企業にとって重要な資金調達。しかし、特に中小企業からは「支払いまでの期日が長く、融資の金利も高止まりしていて金融緩和の効果も実感できない」という声が上がる。建設業界において、こうした状況に一石を投じたのがレオパレス21だ。賃貸アパートの建築、運営などを行う同社は、事業活動の中で多くの中小企業に多様な発注を行う。そこで電子記録債権を活用し、取引先(サプライヤー)の売掛金を早期に現金化する「サプライチェーン・ファイナンス」というサービスを導入したのだ。同社の深山忠広副社長と戦略企画部長の芦村健人氏、そしてこのサービスを提供するTranzaxの小倉隆志社長に導入の意義やメリットを語ってもらった。