なぜ世界の投資家にプライベート・エクイティ投資が人気なのか 日本でも見直し進む「資産配分戦略」

なぜ世界の投資家にプライベート・エクイティ投資が人気なのか 日本でも見直し進む「資産配分戦略」

日本は約30年ぶりの急激な物価上昇を経験し、2024年には長期にわたるデフレーションからの転換の兆しが見られる。この状況を踏まえ、インフレリスクを意識して、投資先を分散するためにオルタナティブ投資への資金の振り向けを検討する個人投資家が増えている(※1)。オルタナティブ投資はかつて機関投資家が中心だったが、近年小口の投資商品が加わり個人の投資機会が増えたことも人気を集める一因だ。資産運用残高1兆ドル(約142兆円)(※2)超を誇る世界最大級のオルタナティブ投資運用会社のブラックストーンによれば、オルタナティブ投資、中でもPE(プライベート・エクイティ=多くの場合、非上場企業の株式)投資は長期的な資産運用の中核になり得るという。ブラックストーン プライベート・エクイティ グローバル責任者のジョー・バラッタ氏と、ブラックストーン プライベート・エクイティ日本代表の坂本篤彦氏が、グローバルの視点と国内の視点から分かりやすく解説する。

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