
〜電通グループと富士通が協業〜 マーケティングのデータを生かして需要予測の精度を向上
市場ニーズを正確に予測し、売れる分だけ商品を提供できれば、企業の利益率は最大化する。これまでもサプライチェーンの最適化は進んできたが、そこにマーケティングや気象条件などを含むデマンドチェーンのデータをつなぎ込み、需要予測の精度を向上させる試みが、電通グループと富士通の協業によって進められてきた。開発は実践段階へ入り、実商品でのトライアルも2023年7月に実現している。フードロスや脱炭素の観点からも注目を集めている本プロジェクトについて、キーパーソン2人に訊いた。