
社会を変えたいと願う起業家が、何度でも立ち上がれる世の中に
「売り上げがほぼゼロの状態から立ち直り、複数の大手企業から受注」「倒産してサラリーマンに戻ったが、再び法人設立に踏み出し、15人ほどのチームで新サービスのリリースを準備中」――。過去の「つまずき」を糧に成長を遂げた起業家たちの活躍が注目されている。その後押しとなっているのが、失敗に対する不安を払拭し、何度でも起業にチャレンジできる機運の醸成を目指して2020年にスタートした「東京都リスタート・アントレプレナー支援事業(TOKYO Re:STARTER)」。困難を乗り越えた者に宿る強さ、使命感への共感が広がり、さまざまな価値が創出されようとしている。