ロームCTO立石氏に訊く ついに始まる「GaNパワー半導体」実用化新市場の出現で日本企業に好機、起こすゲームチェンジ

ロームCTO立石氏に訊く ついに始まる「GaNパワー半導体」実用化新市場の出現で日本企業に好機、起こすゲームチェンジ

貴重な電力をムダなく使い、蓄え、送る。そのために欠かせないのが「パワー半導体」だ。Si(シリコン)を使う従来の半導体に比べ、SiC(シリコンカーバイド)やGaN(窒化ガリウム)などの化合物半導体は電力ロスが圧倒的に少なく、電気自動車(EV)やデータセンターの電力マネジメントに革命を起こすと言われている。半導体大手のロームは、既にSiCで事業化に成功しているが、2022年にはGaNの量産体制を確立し、製品の提供を開始した。本記事ではロームCTOの立石哲夫氏に取材。日本の半導体戦略を踏まえたGaNパワー半導体の実用化がもたらす意義、ロームの新技術や今後の展望まで深掘りする。

スポンサー企業