
日本の生命保険に新たな価値をもたらした50年 パーパスの実践で築くたしかな信頼 グローバルと日本で受け継がれる伝統
メットライフの安心と信頼の背景には、150年以上のたしかな歴史がある。顧客の大切な資産を預かり、将来の安心に対する約束を結び、それを確実に守るという使命を担ってきた。1863年に南北戦争で戦う兵士や水兵に保障を提供するためニューヨークのビジネスパーソンたちが資金を出し合い、現在のメットライフの前身となる「National Union Life and Limb Insurance Company」が誕生した。1868年、日本では明治維新が始まったばかりの時代に、メトロポリタン生命保険(メットライフの中核会社)としてニューヨークで事業を開始した。当時はまだ電話が発明される前で電気もあまり普及しておらず、ガソリンで走る自動車もなく、最初は社員が6人だけだった。生命保険業を主な事業としていたが、1871年に顧客に健康と衛生管理についての情報提供を始めた。1909年、同社は保険が果たす社会的な役割を積極的に打ち出し、困難な状況にある人たちをサポートする目的で同社独自の訪問看護サービスを提供して健康改善を促し、肺結核などの感染症が原因となる死亡率を下げることに寄与する活動を40年以上続けた。