
景観を損なわない“アンビエントデバイス” 5G時代の基地局増加にガラス技術で対応
社会インフラや交通システム、工場などをスマート化する重要な情報通信基盤として注目を集める第5世代移動通信システム(5G)――。その特徴である超高速・大容量、超低遅延、超同時多数接続を活用するには、膨大な数の基地局や電波環境を整えるアンテナ設備などの設置が欠かせない。だが、設備の増加は景観を大きく損ねてしまう可能性がある。AGCは長年培った意匠性の高い建築ガラスなどの知見と技術を生かして、景観にさりげなく溶け込み、電波環境を整えることができる新発想のデバイスを開発している。