
電波の伝搬空間を積極的に制御する AGCが屋内における5Gの“つながりにくさ”を解消
第5世代移動通信システム(5G)が実用化し、スマートフォンの利便性を向上させる技術としてだけでなく、自動運転車やスマートファクトリーの実現を支える技術としても、その活用に期待がかかっている。ただし、5Gの利用シーンを拡大するためには、これまでよりも高い周波数帯の扱いにくい電波を使うことになり、4Gでは問題にならなかった技術的課題の解消が不可欠になる。AGCでは、ガラスメーカーとしての材料技術の蓄積に加えて、自動車用ガラスアンテナなどの開発を通じて得た高周波技術の知見を応用し、5Gの利用シーン拡大に貢献できる4つの新技術を開発している。