
Mixed Realityから始まる産業革命 離島での医療格差を減らす診療システムを Mixed Reality と 3D カメラの融合で実現 日経ビジネス電子版Special
離島の数が日本一多い長崎県。その中心部にある長崎大学病院と離島にある長崎県五島中央病院(以下、五島中央病院)が、MR(複合現実)と 3D カメラを融合させたリウマチ遠隔診療システムを開発した。2つの病院をバーチャルにつなぎ、専門医による高度な診療を離島でも可能にする。患者の指の細かい皺までを 3D ホログラムで再現。遠隔地にいても、まるで患者が目の前にいるかのように診察できる。医療格差に苦しむ離島の医療を救う画期的な試みとして期待が集まっている。