
帝京大学の研究が拓く未来 医用画像からがん治療情報を抽出 - ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版
現代の医療では、CTやMRIといった画像診断技術が欠かせない。特に日本は画像診断装置の設置台数が多く、CT、MRIともに人口100万人あたりの台数は世界トップで、誰でも画像診断を受けることができる状況にある。これらの医用画像に含まれる膨大な情報を解析する「レディオミクス」という手法を研究しているのが、帝京大学福岡医療技術学部診療放射線学科の亀澤秀美准教授だ。医用画像からがんの性質や予後を予測し、より良い医療につなげるための研究を進めている。