AI×ロボティクスが支える食品産業の未来 惣菜盛り付けの自動化で人手不足を解消へ
スーパーやデパ地下に色とりどりに並ぶ唐揚げ、コロッケ、煮物、ポテトサラダ、マカロニサラダ――。最近は「シェフ・クオリティ」の惣菜や、オーガニック食材、地産地消にこだわった商品など幅広いメニューが登場している。このように惣菜市場が活況を呈する一方で、その製造現場は慢性的な人手不足に喘いでいるのが実情だ。人手不足の解消に向け、人に替わり惣菜の盛り付けをするロボットを開発したのがコネクテッドロボティクス株式会社だ。同社では、性能のさらなる向上を目指し、農林水産省の「中小企業イノベーション創出推進事業」に参画。支援を受けながら、さらなる性能向上や低価格化向けた技術革新に挑んでいる。