ヤンマー建機株式会社 現場から始まるDX開発 「生成AIは万能じゃない」
「生成AI導入は、100点ではなくたとえ50点でも進めるべき」という言葉に象徴されるのは現場主体の「草の根DX」を加速する姿勢だ。データドリブン経営の実現を目指す同社はBI・データ活用分野をけん引するウイングアーク製品を活用。新たに開発するのではなく、生成AIを現場業務に組み込むことでバックオフィスDXを推進する。現場はAIに頼りきらず自らの判断で活用する。ポイントは、AIが万能ではないと理解したうえで成果につなげることだ。