
ワコールV字回復へ、構造改革の成果が発現 伴走役に「熟練の実務家パートナー」を起用 - 日経ビジネス電子版 Special
コロナ禍のただ中にあった2023年3月期、ワコールホールディングスは創業以来初の最終赤字を計上した。経営の重大局面において、ワコールの川西啓介社長が起用したのがアリックスパートナーズ。同社はグローバルで事業再生に強みを持つコンサルティングファームだ。構造改革の断行が実を結び、ワコールは今期(26年3月期)およそ60億円の事業利益改善(改善後、売上高事業利益率で4%)を見込む。外部コンサル活用の秘訣はどこにあったのか。