
Special Interview 未来の笑顔を守るため革新的新薬をこれからも~創薬先進国を目指して~|日本経済新聞 電子版特集(PR)
医師が処方箋を書き、薬局で受け取る医療用医薬品。もしそれが当たり前の風景でなくなったとしたら……。日本製薬工業協会(製薬協)の上野裕明会長は医薬品をめぐる日本の状況に大きな危機感を抱いており、今後も我が国が良好な医療環境を維持できるかどうかの岐路にあると感じるという。先ごろ製薬協は「製薬協産業ビジョン2035」と「政策提言2025」を策定した。その中では日本の安心・安全な医療のため、革新的医薬品の継続的な創出の宣言とともに、薬事・薬価に関する制度の改革や「創薬エコシステム」(ヒト・モノ・カネが連携して新薬を生み出す生態系)の確立がうたわれている。