
流通業のビジネスを変革するクラウド活用の勘所 サッポロ&三越伊勢丹、両グループに学ぶ“流通DX”、実現へのステップは? - 日経クロストレンド Special
流通・小売業のビジネスは無数のサプライヤー、卸会社から顧客企業、一般消費者まで多様なステークホルダーとの「つながり」で成り立っている。そのため、ビジネスを支える基幹システムは必然的に複雑なものになりがちだが、そこで課題になるのが「最新技術をどう実装するか」ということだ。生成AIを例に挙げるまでもなく、現在のテクノロジーは日進月歩で進化している。重厚長大なレガシーシステムでは、それらを俊敏に取り入れることが難しいだろう。この課題の解決に向け、先駆的な取り組みを展開するのがサッポログループと三越伊勢丹グループだ。今回は、両社の取り組みを基にシステムのモダナイズ、そしてその先の“流通DX”に向けたポイントを考える。