
競争力の源泉となる研究開発 未来を見据えたTIS技術部隊の戦略に迫る 前編
もはや効果的なIT活用なくして企業競争力を高めることは不可能だ。ユーザー企業を支えるIT企業は常に一歩先、二歩先を見据えて、目まぐるしく変わる顧客ニーズに寄り添っていかねばならない。こうした状況を鑑み、TISは事業部との開発協業を推進する技術専門チームを設け、全社にまたがる技術力の強化を図っている。ユニークなのはR&D(研究開発)を、現在から3年後の事業貢献を目指した短期的R&Dと、3年後から10年後の事業の核となる中長期的R&Dに分けて考えていることだ。その狙いと目指す姿について、2人のキーパーソンに聞いた。