
クラウド資産管理ツールの導入で在庫・加工現物管理を一元化 現場からの業務改善が続々と生まれる 「製造業DX」の秘訣とは
DX推進を中期事業計画の最重要施策として掲げる住商メタルワン鋼管では、鋼管の入荷・加工・出荷における一連の業務プロセスの効率化を目指して、資産管理クラウドサービスの「assetforce(アセットフォース)」を導入。現場と事務所における紙ベースの業務をデジタル化し、大幅な業務効率化を成し遂げた。成功要因は現場目線でカスタマイズできるローコード開発にあったという。さらに、導入をきっかけに社員のマインドセットにも変化があった。それまで様々な用紙やシステムで行なっていた業務プロセスをデジタル化しただけに留まらず、現場からの業務改善が次々と生まれることになった。プロジェクトを牽引してきた自動車鋼管本部長とICT推進チームのメンバーに話を聞いた。