
VAIOが10周年 法人向けPCで成長を続ける戦略を社長が語る 後編 - 日経ビジネス電子版 Special
VAIOは2014年にソニーから独立。ターゲットを法人向けのPC市場に絞って再出発した。しかし、社内カルチャーを容易には変革できず、高価格帯のプレミアムな製品を作り続け、ニッチなブランドになっていた。そこで、一大決心のもと、2023年に標準価格帯のモデルを相次いで発売して裾野を一気に拡大。2年間で売り上げと販売台数を約2倍に伸ばしている。この変革を確実に進めるため、VAIOはブランド価値と組織の行動理念を改めて確認し、営業戦略を大きく転換した。代表取締役社長の山野正樹氏に、成長のために描いた戦略を聞く。