
ビジネスの持続可能性を「水」の視点で問う 自然資本の水、利用する以上は回復も リスク情報の開示が求められる時代へ
自然資本の一つである水。それが今、マネジメントの対象として注目を浴びる。ビジネスの持続可能性を「水」の視点で見ると、その回復が欠かせないからだ。求められるのは、水の流れを基軸に据えた「流域」という捉え方。水という自然資本の維持・回復に取り組もうとするとき、その捉え方が必須だ。企業は今後、水とどう向き合えばいいのか――。水ジャーナリストで東京財団政策研究所「未来の水ビジョン」プログラム研究主幹の橋本淳司氏に聞いた。